七五三にまつわるあれこれ
こんにちは!!レンタル&スタジオ華蓮です
今月は華蓮で七五三モデルを募集したところ、たくさんのかわいい子供たちが集まってくれました♪
みんなポーズも上手でスタッフの要望にも率先して応えてくれました( *´艸`)
ご協力誠にありがとうございました!!
ということでそもそも七五三て何?
なんで着物を着せるの?今更恥ずかしくて聞けない疑問に迫りたいと思います!!
『七五三』とは、一般的には女の子が3歳・7歳、男の子は5歳の時に、
子供の健やかな成長を願い、晴れ着を着て氏神様にお参りに行く、という行事です。
3歳の女児には被布を着せ、7歳の女児には長袖姿に帯を締めます。
5歳の男児には紋付羽織に袴を着せます。
最近では男の子も3歳で被布を着せてお参りする方も増えています。
被布は3歳の時にしか着れないので是非着せてあげてください(*’▽’)!
ちっちゃく、ちょこちょこ歩く姿はかわいくてたまらんです♡
意外と知られていない七五三行事、
いつするかご存じですか?
え?日にちって決まってるの?
実は昔から言われてる明確な日にちがあるんです。( ゚Д゚)!?
それは・・・
11月15日なんです!!
なぜこの日なのかは明確にはなく
よく私が聞くのは徳川家光の息子、徳松が体が弱く健康祈願をした日がこの日だったとか・・・
のちに将軍綱吉となったということはすごいご利益ですよね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
そこからこの日にお参りするといいと現代にも伝わってきたのではないでしょうか(#^.^#)
現代ではこの日付にこだわらずご家族のご予定に合わせてお参りに行かれてる方がほとんどです(^^♪
逆に11月中旬は混み合うので10月末がおすすめです!!
またいくつに行くの?ともよくご質問されます。
「満年齢」と「数え年」をよく聞きます。
どう違うかといいますと
満年齢は普段使う年齢です。生まれた年を0歳。初めての誕生日を迎えて1歳になると考えます。
数え年は生まれた年を1歳と数えます。初めての誕生日を迎えると2歳になります。
厄年などは数え年で考えますよね(∩´∀`)∩
私もいつもどっちがどっちだったかわからなくなります( ´艸`)クスクス
じゃあ七五三はどっちで行くのが正しいの?
はっきり言って・・・
どっちでもいいんです!!
決まりはありません(*^-^*)
ただ3歳に関しては数え年だと2歳で被布を着せることになりますので
少しご本人もしんどいかと思います。
また写真を撮る時も嫌がってしまうことが多いので3歳になってからをおすすめします。
そうしてあげることで撮れる写真の笑顔も全然変わってきます(≧▽≦)
お子さんの成長に合わせて決めてあげてください(*^-^*)
次に七五三の原型になったといわれる儀式の解明に迫ります(‘ω’)ノ
3歳児・・・平安時代から行われていた「髪置き」「髪立ち祝い」といわれる男女ともに髪の毛を伸ばし始める儀式から
5歳児・・・平安時代の公家階級で行われていた初めて袴を着る「袴着(はかまぎ)」「着袴(ちゃっこ)」の儀式から
7歳・・・室町時代頃から行われていた「帯解き(おびとき)」「紐落とし」と呼ばれる、初めて帯を締める儀式から
現在のように七五三という奇数を重ねて呼ぶようになったのは江戸時代からで、庶民の間で祝うようになったのは明治時代からなんです。
こうやって元を辿ると本当に昔から行われていた行事で日本の文化を感じますね( *´艸`)❀
では続いて年齢に応じて用いるお衣装につてい細かく分析していきましょう。
被布(3歳児)・・・四つ身(よつみ)裁ちの着物※。帯を結ぶには体が小さいので、軽いしごき(縮緬(ちりめん)や綸子(りんず)の帯)程度にして、上に被布(半コートのような外衣)を着せる装いが多いです。
袴(5歳)・・・5歳の男児は初めて袴を着ける古来の儀式を受け継ぎ、五ツ紋付きの羽二重(はぶたえ)のきものに羽織と袴が一般的です。
飾りで懐剣・お守り・扇子を身に着け白いポンポンの羽織紐を羽織に着けてお出かけします。
家紋は世帯主側の家紋を使います。
呉服では五ツ紋が最も格式が高いと言われ、七五三の小さい着物にもちゃんと五ツ紋がついてます。
最近ではレンタルが一般的になり紋のないデザインの袴着物も増えてきています(^^♪
お好きな柄のお着物を選んであげてください♪
飾り帯付き着物(7歳)・・・振りの長い着物に飾り帯を結び、帯下にはしごきをつけます。飾りははこせこ(化粧ポーチ)・かんざし・お守り・扇子を見つけます。
華蓮ではお子さんの負担を考えて結び帯ではなく作り帯をご用意しています。そうすることで着付け時間の短縮や締め付け具合を軽減させることができます。
扇子は末広がりの形から縁起が良いとされていて、めでたい日には身に着けることが基本です。
※四つ身・・・3歳から9歳くらいまでの子供用のきものの仕立て方を「四つ身」といいます。身幅・身丈の4倍の布地で身頃を断つことから生まれた言葉で、十三参りは「四つ身」を卒業する儀式といえます。明治・大正では13歳までは一応肩上げをするのが習慣で、十三参りが済んだら肩あげを取りました。近年は子供の体格が向上し、肩上げしない場合もあります。
※きもの文化検定公式教本 きもの基本から一部抜粋
このように何気なく耳にしていた七五三も元を辿っていくと日本の文化を感じることができました。
また昔住職さんから聞いたお話をご紹介します。
昔は今ほど医学やワクチンが発達しておらず
子供が学齢期前に亡くなってしまうことは珍しくなかったそうです。
そこで昔の親はわが子に自分の着物(大人の着物)を着せてお参りに行かせ
この子はもう子供ではありません。立派な大人なのでもう病にはかかりませんと神様に伝えたそうです。
昔の親たちは神様を騙してまでわが子の成長を願ったと聞いて胸がキューっとなりました(@_@。
医学の発達に感謝ですね(´;ω;`)ウゥゥ
余談ですが童謡「シャボン玉」の作者野口雨情もお子さんを幼くしてなくしたことから生まれた歌だといわれています。
外でシャボン玉をして遊んでいる子供たちを見て自分の子も生きていたらこの子たちのように遊んでいただろうという思いからシャボン玉をかいたとか・・・
それを聞いてからまた聞くシャボン玉はこれまた胸を締め付けられる気持ちになりますね( ノД`)…
話は逸れましたが子供の成長を願う親心はいつの時代も一緒のようですね。
おまけのもう一つ余談で七五三のお参りに行ったらもらえる千歳飴ありますよね
子供の時大好きでした(#^.^#)
あの長い飴は家族で分け合うために長いらしいです。
そんなことも知らず私は一人で舐めて鉛筆みたいな形になってました( ´艸`)
また長いことから「長い年月」「細く長く粘り強く」「長生き」という意味も込められているそうです。
日本ならではの伝統のお着物を着てお参り、この行事は今後も受け継がれていってほしいものです。
華蓮では七五三早期キャンペーンを実施しております(*’▽’)♪
8月末までに七五三スタジオパック・おでかけパックお申込み・撮影されるお客様対象
ミニミニ台紙プレゼント!!※なくなり次第終了
全データ付きプランお申込みのお客様対象
パパ・ママ スタジオ衣装お着物レンタル&着付けサービス
是非この機会に家族全員でお着物を着て記念撮影にご来店くださいませ♪
また華蓮は母体が呉服なのでお着物の種類は豊富に取り扱っております(‘ω’)ノ
現代、汚れても洗いやすいポリエステル素材が七五三にはよく使わていますが
華連では正絹のお着物のご用意もございます(‘◇’)ゞ
ワンランク上の七五三撮影をしてみませんか?
ご興味ある方ぜひご予約お待ちしております♪
それではお待ちしております(≧▽≦)